新幹線で見知らぬ女性へキス?

新幹線の中で、私に体を持たれ掛けて寝ている美しく若い女性。その時、私は、たしか以前にもこの様な状況があった様な、不思議な気持ちに包まれていた。『そうだ、確かあれは三十年くらいも前の事、高校生になったばかりの親戚の女の子が、時々遊びに来ていたっけ、』その頃「堀江しのぶ」という元祖巨乳アイドルがいたけど、彼女の顔を一回り小顔にして、もっと可愛くしたような感じの女の子だった。
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ある日、応接間のソファーで私と彼女が二人きりになった時があった。
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その女の子は私の横に体をくっつけるようにして並んで座っていたが、その時、何故だか知らないが、私の肩に頭を乗せて来るような体勢になったのだ。私は急に心臓がドキドキどして、思わずその女子高生にキスをしてしまったのだ。『キャッ』と小さく叫んで、彼女は弾かれたように体を反対側に倒してうつ伏せてしまった。そうだ、今、あの時と同じ様な状況にあるのだ。『イヤ待てよ、確か他にもこんな事が有ったぞ?そう、あれは二十年くらいも前の夏の夜の事だったな。』同じ会社の女子社員と二人で食事に行った帰りに、彼女を車で送って行ったのだ。二人でビールを1本だけ飲んだのだが、酔い醒ましのためだったか何かで、途中の空き地で車を停めたのだった。彼女はたしか、まだ二十歳ぐらいの、明るい元気な女の子で、例えて言えば、昔の漫画に出ていた「Dr.スランプのアラレちゃん」の感じだった
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(アラレちゃんが大人の可愛い女性になった時の姿は、なかなか想像し難いと思うが、兎に角可愛かった)。その時、彼女は人を疑う事を知らないのか、『なんだかちょっと眠いんだけど、肩かりて良い?』とか言って、頭を自分の方へ傾けてきたのだ。その時、私の体は彼女の動きに自然に反応して、いきなりキスをしてしまった。『あの時、あの子はビックリしたのか、固まったままじっとしていたな』と思い出が甦って来る。そして、今この新幹線の中で、見知らぬ隣の美しい女性と私の体勢は、あの時とまるっきり同じなのだ。『んん~っ、こりゃあ、かなりマズイんじゃないの。いきなりキスしたら、この気の強そうな女の子は、黙ってはいないだろうなあ』
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しかし、私に寄りかかっている綺麗な女の子の寝息が聞こえて来る。彼女の香しい匂いのする柔らかな髪が私の頬に触れて来る。シャツを通して、柔らかい二の腕の感触と体温が伝わって来る。『こんな状態では、キスしても犯罪にはならないんじゃないのかな?』なんて、善からぬ考えが頭をもたげて来るのだ。

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