天才、桂枝雀師匠と英会話

私は今、英会話を独学で勉強しています。もう、5か月になりますが、一向に使い物になりません。
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また同時に、私は20歳代の若い頃から落語が大好きで、東京に行った時には浅草や上野の演芸場にもよく行きます。(現在私はS県に住んでいて、年に数回東京に行きます)そして、もう約10年ほど前に亡くなりましたが、桂枝雀師匠が私の一番好きな落語家でした。この二者の何処に共通点があるのか?まず、英語ですが、私の考えでは、日本人にとって一番難しくて出来ないのが、リスニング(初期の段階ではヒアリングとも言います)です。これは、ネイティブが友達相手に普通に喋ったら、余程英語に堪能な人でも(例えばNewsweekの英語版がスラスラ読める)、英検の一級程度の人でも、TOEICで800点取れる人でも、まずちゃんと聞きとる事は出来ません(と思います)。なんせ、東海大学英文学科卒業の私が、約35年ぶりとは言え、半年間、一生懸命勉強しながら、CNNを聞きまくっていても、未だによく分からないのです。(それは、お前の頭が悪いからだ、ですって?まあ、それも有るでしょうけど)何故、ネイティブが普通に喋った時の言葉が聞き取れないのか?一つは、スラングが一杯出て来る、という事があるでしょう。また、文法を無視して、『What」や『That』どころか主語の『I』が省略されたり、動詞の『have』と『got』が一緒くたに出たりする事も有るでしょう。それ以外にも、英単語どうしがくっついて、全然違う発音になっている事もあります。そして、もう一つ、というか、最大の要因が、ネイティブの話す早さが、我々日本人にとっては、とてつもなく早いという事も有るのです。それ故、『何を言っているのか?』と言う前に、『何を発音しているのか?』が、さっぱり分からないのです。つまり、我々日本人が認識している英語の発音と、ネイティブのそれとは、全然違っているのですよ。
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有名な話ですが(私の作文も多少入っていますが)、日本人が外国旅行中に、国際線のジェット機の中で、CAに『コーヒー』を注文したら『コーラ』が出て来た。それを見ていた別の日本人が、自分も飲みたくなって『コーラ』と言って注文したら、今度は『水』が出て来た。仕方なく、黙ってそれを飲んでいたら、隣の外人が『オイオイ』と話しかけて来たのだけど、何を言っているのか、さっぱり分からない。たまたま通訳の人がいて、聞いてもらったら、実は日本の『オイル』(つまり石油ですね)事情について聞いていたんだそうな。事ほど左様に、日本人はネイティブの発音が聞き取れないのです。そこで最近気が着いたのが、桂枝雀師匠の語り口です。
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師匠は、落語の噺の中で、とても早く喋る事があります。落語の名人の『三遊亭円生師匠』に比べれば、間違いなく最低でも二倍から、早い時は、四倍くらい早く喋ります。すんごいですよ。(長くなりましたので、次回に続きます)

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